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「タスク マネージャー」の色変更に対応したWindows 11 Dev/Beta版Build 22610
Homeエディションでの「SMB 1.0」既定インストールも終了
2022年5月2日 09:00
米Microsoftは4月29日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22610を「Windows Insider Program」のDev/Betaチャネルに参加しているテスターに対して公開した。すでに導入済みの場合は「設定」アプリの[Windows Update]セクションからアップグレードできる。
2週間ぶりのリリースとなる本ビルドでは、IT管理者向けに新しいグループポリシーが追加されたほか、「Family Safety」ウィジェットのアップデートなどが行われた。そのほかは細部の改善にとどまっている。
なお、SDKはリリースされていないので注意したい。また、Homeエディションでも既定で「SMB 1.0」がインストールされなくなっているとのこと。
「設定」アプリ
[Bluetooth とデバイス]-[スマホ同期]セクションが[スマートフォン連携]に改められた。「スマホ同期」がリニューアルし、「スマホ連携リンク」(Phone Link、電話リンク)になったことをうけての変更だ。
タスクバー
一方で、同じくBuild 22563から順次展開されていた2種類のタスクバーモードは一旦無効化された。機能を見直してさらに洗練させたあと、改めてテスト導入される予定。
そのほかの変更
- ロック画面のバッテリーアイコンのデザインを更新し、タスクバーのものと共有に
- タスクトレイのバッテリーアイコンに推定バッテリー駆動時間のツールチップを追加(対応環境のみ)
- デスクトップ右下のビルドウォーターマークは非表示に。ただし、これは製品の完成を意味するものではなく、将来ビルドで復活する予定
なお、現在のところDevチャネルとBetaチャネルのビルド番号は一致しているが、近いうちにDevチャネルが先行するようになる見込み。そうなるとDev/Betaチャネルの切り替えは不能となるため注意したい。Microsoftが長期的な観点で行っている実験に興味がある場合はDevチャネル、次期バージョンのWindows 11に搭載される新機能にのみ興味がある場合はBetaチャネルの利用をお勧めする。