ニュース

Appleが「macOS Monterey 12.5」をリリース ~CVE番号ベースで56件の脆弱性に対処

macOS Big Sur/Catalina、Safariにもセキュリティアップデート

「macOS Monterey 12.5」

 米Appleは7月20日(現地時間)、「macOS Monterey 12.5」をリリースした。本バージョンは不具合と脆弱性に対処したマイナーアップデートで、すべてのユーザーに適用が推奨されている。

 「macOS Monterey 12.5」における機能改善と不具合の修正は、以下の2件。同日リリースされた「iOS 15.6」「iPadOS 15.6」でも同様の修正が行われている。

  • TV Appに、すでに進行中のスポーツ中継を最初から再生したり、一時停止/早戻し/早送りするオプションを追加
  • Safariのタブが前のページに戻されることがある問題を修正

 脆弱性の修正は、CVE番号ベースで56件。アプリケーションがルート権限を奪取できる不具合やカーネル権限で任意のコードを実行できる欠陥、サンドボックスの迂回、機密情報の漏洩などが対処されており、できるだけ早いアップデートが望ましい。

 そのほかにも、以下のセキュリティアップデートが提供されているので注意したい。