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「macOS Monterey 12.4」が公開 ~CVE番号ベースで73件の脆弱性に対処

macOS Big Sur/Catalina、Xcode、Safariにもセキュリティアップデート

「macOS Monterey 12.4」

 米Appleは5月16日(現地時間)、「macOS Monterey 12.4」をリリースした。本バージョンは不具合と脆弱性に対処したマイナーアップデートで、すべてのユーザーに適用が推奨されている。

 「macOS Monterey 12.4」における機能改善と不具合の修正は、以下の2件。

  • Apple PodcastにMacに保存するエピソードの数を制限して、古いエピソードを自動的に削除する新しい設定を追加
  • 単独のアップデートとして入手可能な、Studio Displayファームウェア・アップデート15.5に対応し、ノイズ除去、コントラスト、フレーミングの改善など、カメラのチューニングが改善されます

 脆弱性の修正は、CVE番号ベースで73件。Apple製品の問題だけでなく、ハードウェアドライバーやサードパーティ製ツールのアップデートも含まれる。カーネル権限での任意コード実行、アプリケーションの予期せぬ終了、情報の漏洩、ルート権限の奪取、セキュリティ機能のバイパスなどにつながる恐れがあり、できるだけ早い対処が必要だ。

 そのほかにも、以下のセキュリティアップデートが提供されているので注意したい。