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Microsoft、複数の「Visual Studio」を色で見分けやすくする拡張機能を公開

「Visual Studio Code」で170万回インストールを誇る「Peacock」にヒントを得る

Visual Studio拡張機能「Solution Colors」

 米Microsoftは8月4日(現地時間)、「Visual Studio」向けの拡張機能「Solution Colors」を発表した。複数起動した「Visual Studio」を区別しやすいように、固有の色を設定して瞬時に見分けられるようにしてくれる。

 この拡張機能は、「Visual Studio Code」で170万回インストールを誇る「Peacock」拡張機能にインスパイアされて開発されたもの。「Peacock」はタイトルバーなどの色がガラリと変わるようになっているが、「Solution Colors」はステータスバーに差し色が入るにとどまっており、ビルトインテーマにも馴染みそうだ。

 「Solution Colors」は「Visual Studio 2022」に対応しており、「Visual Studio Marketplace」から無償でダウンロード可能。ライセンスは「Apache-2.0」で、ソースコードは「GitHub」から入手できる。

「Visual Studio Marketplace」から無償でダウンロード可能。「Community」版にも対応する

 色の設定は、ソリューションフォルダーの右クリックメニューから可能、一度色を設定すれば、ソリューションを開くたびにその色が自動で適用される。また、ソリューションだけではなくフォルダーベースのワークスペース(「CMake」など)でも機能するとのこと。

色の設定は、ソリューションフォルダーの右クリックメニューから可能

 そのほかにも、[ツール]-[オプション]ダイアログから若干のカスタマイズも可能。現在のところ、線を表示する場所と幅を指定できる。

[ツール]-[オプション]ダイアログ

ソフトウェア情報

「Solution Colors」
【著作権者】
Mads Kristensen 氏
【対応OS】
(Windows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.14(22/08/03)