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Bedrock版「Minecraft」に観戦者(スペクテイター)モードが正式導入

デフォルトスキンに新キャラ、次期バージョンを先行体験できるオプションも追加

Bedrock版「Minecraft」で開発初期の観察者(スペクテイター)モードが利用可能に

 米Microsoft傘下のMojangは11月29日(現地時間)、Bedrock版「Minecraft」v1.19.50を公開した。本バージョンでは、観戦者(スペクテイター)モードが正式な機能として導入されている。

 観戦者モードは、ワールドに干渉することなくすみずみまで見て回れる特別なゲームモードだ。キャラクターは常に飛行状態となり、あらゆるオブジェクトをすり抜けられる(地上に降り立つことはできない)。そのため、ダメージを受けて死んでしまうこともない。また、基本的に他のプレイヤーやモブからも認識されない。眠る必要もない。

ワールドに干渉することなくすみずみまで見て回れる観戦者モード

 観察者モードは、チートモードが有効になっているワールドで利用可能。ゲーム設定で「パーソナル ゲーム モード」を「観戦者」に切り替えるか、「/gamemode spectator」コマンドで有効・無効を切り替えられる。

ゲーム設定で「パーソナル ゲーム モード」を「観戦者」に切り替える

 そのほかにも、タッチデバイスでは新しいタッチコントロールが既定で有効化された。デフォルトスキンも拡充されており、スティーブとアレックス以外にもさまざまなキャラクターが選択できる。

デフォルトスキンが拡充され、スティーブとアレックス以外にもさまざまなキャラクターが選択できるように

 また、ワールド設定で[次のメジャーアップデート]トグルスイッチを有効にすることで、次期バージョンの要素を先行体験できるようになった。ただし、この実験フラグを有効にしたワールドは不安定なだけでなく、将来的なアップデートで動かなくなる可能性がある。いつも遊ぶワールドとは別に保存しておくことをお勧めする。

次期バージョンの要素を先行体験できる[次のメジャーアップデート]オプション

 「Minecraft」は、ブロックで構築された世界で自由に冒険や生活を楽しめる箱庭(サンドボックス)ゲーム。Bedrock版と呼ばれているマルチプラットフォームプレイ対応版はWindows 10、Xbox One、iOS、Android、Nintendo Switchで利用可能。Windows 10版向けは「Microsoft Store」から購入できる。