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「Microsoft Teams」2022年11月のアップデートまとめが公開

投票機能を手軽に使えるMicrosoft Pollsが追加

「Microsoft Teams」2022年11月のアップデートまとめが公開

 米Microsoftは、ビジネスコミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」(デスクトップ・Web版)の2022年11月アップデートを発表した。今回のアップデートでは、着信・通話を別のウィンドウに表示設定が可能になるなど、新たな機能が追加される。

 11月のアップデートで追加された機能は、下記の9つ

気軽に投票できるMicrosoft Polls

 発言者は、事前の準備をすることなく投票機能の利用が可能になる。「Microsoft Forms」を使った投票を会議中に作成することが可能。

ブレイクアウトルームに電話参加のユーザーも参加可能に

 Teamsアプリ間の電話機能でビデオ会議に参加している人もブレイクアウトルームに参加できる。ブレイクアウトルーム終了後に全体グループに戻すことを許可できる。

Teams 会議でより多くのビデオを自動的に表示

 Teamsのビデオ会議で最大で49人の参加者をビデオで表示させることが可能となる。わざわざ大きなビューに切り替える必要がなくなったとしている。

着信通話が別ウィンドウで開くように

 電話がかかってきた際に、メインウィンドウとは別のウィンドウで通知を発するよう設定が可能となる。通知設定からこの機能を設定できる。

メッセージの時間指定送信が可能に

 Outlookの遅延配信オプションと同様に、時間を指定して受信者にメッセージが届くよう設定可能。時差のある国のチームとの共同作業に最適だとしている。[送信]ボタンの右クリックメニューから利用可能だ。

さまざまなグループとグループ チャットが可能に

 Teams内で使える配布グループ、メールが有効なセキュリティグループ、およびOffice 365グループとチャット機能を利用できるようになった。ただし、一度にチャットできるメンバーは通常と同じく最大250人に制限される。

検索結果からチャット スレッド全体を表示する

 検索結果でメッセージを選択すると、メッセージの古さに関係なく、メッセージのスレッド全体を表示できるようになる。

未読通知のアクティビティをフィルタリングする

 全ての通知リストにフィルターをかけ、未読の通知だけに絞り込み可能となる。[アクティビティ]の欄から「未読のみ」の設定が可能。

OneDrive for Business から直接署名するドキュメントをアップロードする

 Teasmの承認アプリで電子承認を作成する際、OneDrive for Businessから直接ドキュメントをアップロードできるようになる。

 「Microsoft Teams」は、グループチャットを中核に、オンライン会議や画面・ファイル共有、「Office 365」アプリなどを統合したコラボレーションワークスペース。Webブラウザーで利用可能なほか、専用のクライアントアプリも用意されており、Windows(デスクトップ版・ストアアプリ版)、macOS、モバイル端末(Android/iOS)で利用できる。現在、公式Webサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能だ。