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「Microsoft Teams」2022年10月のアップデートまとめが公開
Teamsプレミアムではリアルタイム翻訳機能も
2022年11月10日 13:03
米Microsoftは、ビジネスコミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」(デスクトップ・Web版)の2022年10月アップデートを発表した。今回のアップデートでは、リアルタイムの翻訳機能や、チャットで短い動画が作成できるようになるなど、新たな機能が追加されている。
10月のアップデートで追加された機能は、下記の8つ。
Together モードで出席者の座席を指定
会議の主催者と発表者がTogetherモードを使用することで出席者に座席を割り当てることができるようになった。会議中に席を割り当てるには、[Together モード]で画面左下にある[シーンを変更]ボタンを押してポップアップを呼び出し、[席を割り当てる]ボタンを押してユーザーのアイコンを割り当てたい座席にドラッグ&ドロップすればよい。
翻訳字幕機能の追加
40種の言語に対応する、AIを利用したリアルタイムの翻訳が可能に。この機能を使用するにはプレミアムライセンスが必要だが、主催者がプレミアムライセンスを持っている場合は出席者も使用できる。
より詳細な通話履歴の表示
Teamsで発着信した通話についてのより詳細な情報を取得できるようになった。アプリの左側にある[通話]に移動し、[履歴]で通話を選択することで、録音とトランスクリプトを含む通話の要約が、アプリの右側に表示される。
連絡先グループの作成
[通話]画面の右上にある[連絡先グループ]エリア右にある[+]ボタンから作成可能。
TeamsおよびSharePoint用Microsoft365テンプレートの自動生成
Teamsで新しいチームを作成するとSharePointのチームサイトが同時に作成されるようになった。既定のテンプレートを使用してチームをセットアップすると、関連するSharePointテンプレートが自動SharePointのサイトにも適用される。
返信内容のサジェスト機能がグループチャットに移動
返信内容のサジェスト機能が、グループチャットでも利用できるようになった。サジェストは、メッセージ作成ボックスの上部からすばやく選択可能だ。
短い動画がチャットで作成可能に
チャットで短い動画を録画して送信。[送信]の横にある[ビデオクリップを録画する]を選択することで録画できる。また、クリップを送信する前に編集することも可能。
チャネル内のファイルの削除または名前変更
チャネルの[ファイル]タブのリスト右側にある[…](その他のオプション)ボタンからチャネル内のファイルの変更・削除ができる。行った編集はチームが対応するSharePointのサイトに反映される。
カレンダーから新しいウィンドウを開けるように
新しい会議を追加する場合でも、既存の会議を見る場合でも、新しいウィンドウを開けるようになった。これにより、カレンダーを表示したままでTeamsを移動できる。既存の会議を開く場合はアプリの右上隅にある[会議の詳細をポップアウト]を選択する必要があるが、新しい会議を追加する場合は新しいウィンドウが自動的に開く。
「Microsoft Teams」は、グループチャットを中核に、オンライン会議や画面・ファイル共有、「Office 365」アプリなどを統合したコラボレーションワークスペース。Webブラウザーで利用可能なほか、専用のクライアントアプリも用意されており、Windows(デスクトップ版・ストアアプリ版)、macOS、モバイル端末(Android/iOS)で利用できる。現在、公式Webサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能だ。