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Microsoft、「Viva Engage」の一般提供を開始 ~Facebookのような外観の社内SNS

従業員同士の交流の場に

Microsoft、「Viva Engage」の一般提供を開始

 米Microsoftは8月23日(現地時間)、「Microsoft Viva Engage」の一般提供を開始した。「Viva Engage」は、従業員の体験向上を狙った「Viva」スイートの最新アプリ。従業員やチームが職場で最高のパフォーマンスを発揮し、積極的に発言し、組織の一員であることを実感できるようにするために設計されているという。

 アプリの外観は「Facebook」などに似ており、いわゆる「社内SNS」として機能する。経営陣にとっては従業員とニュースや戦略を共有し、企業文化を醸成し、従業員と対話する場となる。従業員にとっては日頃の業務内容や仕事に関する考え方を発信したり、質問をしたり、それに答えたりする場となるだろう。

 同好の士で集まれる「コミュニティ」、個人的な事柄を気軽に投稿できる「ストーリー」(今後数カ月以内に一般公開)、フォローしているメンバーや人気の投稿を一覧できる「ストーリーライン」(9月にパブリックプレビュー)といった仕組みも備わっており、従業員同士の交流の場になることが期待されている。

同好の士で集まれる「コミュニティ」

 「Viva Engage」は、ほとんどの「Microsoft 365」環境で追加費用なしに利用可能。従来からある「Microsoft Teams」の「コミュニティ」アプリと同様、「Yammer」がベースとなっており、すでに「コミュニティ」アプリを利用していれば自動で「Viva Engage」にアップグレードされる。

従来からある「Microsoft Teams」の「コミュニティ」アプリ

 なお、「Yammer」の開発と提供は継続されるとのこと。「yammer.com」やデスクトップアプリ(Windows/Mac)、モバイルアプリ(iOS/Android)もそのままスタンドアロンで維持される。