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「Microsoft Teams」2023年3月のアップデートまとめが公開
ミーティング内でフィルターやエフェクトをかけられるように
2023年3月29日 15:49
米Microsoftは3月27日(米国時間)、ビジネスコミュニケーションアプリ「Microsoft Teams」(デスクトップ・Web版)の2023年3月アップデートを発表した。ミーティング内でビデオ背景の設定やハウリング防止機能などが追加された。
PowerPoint Liveのビデオクローズドキャプション
スライド内でビデオを埋め込む際にクローズドキャプション(字幕)追加し、「PowerPoint Live in Microsoft Teams」内で参加者が言語を選択できるようになった。
ホワイトボードのイノベーション
60種類以上あるテンプレートを使ってホワイトボードをすばやくセットアップできる機能、ユーザーを識別するための付箋を表示する機能などが追加されている。また、「Loop」コンポーネントをコピーし、チャット内、「Outlook」のメール、Web版の「Word」へ貼り付けられる。
ミーティング後に、ホワイトボードと共有されたコメントは、Teamsチャットの[ホワイトボード]タブからアクセスできる。
ミーティング ツールバーの改善
専用の挙手ボタンを使用してミーティング ツールバーから挙手できるようになった。また。サブメニュー([⋯]ボタン)に [その他] サブメニューを追加し、簡単に表示できるようになっている。
公衆交換電話網(PSTN)からの参加者がDoD/GCC High環境のブレイクアウトルームに参加可能に
公衆交換電話網(PSTN)を使って参加しているユーザーが、DoD/GCC High環境(軍事関連の業者と取引を行う政府機関や米国防総省などの機関向けの環境)のブレイクアウトルームに参加できるようになった。
ハウリング検出
ハウリングを防ぐため複数のユーザーが同じ場所から会議に参加している場合に、別の Teamsデバイスが近くで検出されると現在の会議に音声で既に参加していることを通知するようになった。さらに、あとから参加したユーザーの音声がオンになっていると、マイクとスピーカーを自動でミュート可能。
Web版「Teams」の会議でライブトランスクリプトが利用可能に
ミーティング中に、発言者とタイムスタンプを付加した文字起こしを使用できる。文字起こしされたテキストは、会議のビデオまたはオーディオと一緒にリアルタイムで表示される。
通話:Gigaset の DECT デバイスに対する SIP ゲートウェイのサポート
特定のデジタル拡張コードレス通信 (DECT) デバイスでSIP ゲートウェイを利用できるようになった。