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「Microsoft 365」の最新チャネルが更新 〜TeamsのTogether モードで上座・下座を設定可能に

最大7×7のビデオを同時表示可能に

「Microsoft 365」の最新チャネルが更新

 Microsoftは9月30日、「Microsoft 365」(デスクトップ・Web版)の最新チャネルを更新し、「Microsoft Teams」に追加した5つの機能を発表した。追加された機能は以下の通り。

開催者が参加者に「Togetherモード」でシートを割り振り可能に

 Togetherモード使用中に、会議の開催者が参加者に対してシート(配置場所)を割り当てることを許可できるようになった。例えば役職が高い順に参加者を上座に配置するといったことが可能だ。

グループチャットのメンションに対する返信に自動提案機能が搭載

 グループチャットで自分にメンションされたメッセージに返信するとき、またはグループ チャット内で1対1の会話を行っているときには、Teamsが自動で返信内容を提案し、クイック応答として選択できるようになった。

会議で最大49ビデオ(7x7)を自動的に表示

 従来、自動的に最大9(3×3)のビデオを一度に表示できるが、それ以上の数のビデオを表示するにはユーザーが手動で「Large Gallery View(ラージギャラリービュー)」を手動で選択する必要があった。バージョン2209のアップデートにより、ユーザーが操作しなくても自動で最大49ビデオ(7×7)の表示が可能になった。

VMwareを使用するときのHIDサポート

 VMware用の仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)を使用中に、ヒューマンインターフェイスデバイス(Human Interface Device、HID)の使用がサポートされるようになった。

Windows上からTeams Roomsの分割ビデオをOFFに

 会議室からTeamsの会議に参加するための専用端末「Teams Rooms」の分割ビデオレイアウトをOFFにする設定を、Windows上で管理できるようになった。

 そのほか、Outlookなどの不具合修正も施されている。