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「Google スプレッドシート」がアップデート ~CSVファイルのインポートを改良

テンキーの小数点キーでロケールに基づく小数点記号が入力されるように

 米Googleは2月7日(現地時間、以下同)、同社が提供するオンライン表計算アプリ「Google スプレッドシート」の新機能を発表した。

 CSVファイルをスプレッドシートへインポートする機能が改良され、区切り記号にセミコロン(;)を使用したファイルを自動検出できるようになった。これまではテキストを列に適切に区切るためにはカスタム区切り記号を「;」に設定する必要があったが、今回のアップデートでセミコロン(;)を自動検出するようになった。

 また、テンキーで小数点キーを使用する場合に、ユーザーが設定したロケールに基づいて地域固有の小数点記号が自動的に適用されるようになった。例えば、日本や米国では小数点記号として「.」が入力されるが、フランスやドイツなどでは「,」が入力される。

「ロケール」から地域を選択することで、固有の小数点記号が適用される

 これらの機能は、即時リリース方式、計画的リリース方式にかかわらず2月7日より段階的に展開される。全ての「Google Workspace」と「G Suite」のBasic/Businessで利用可能なほか、個人のGoogleアカウントも対象。ただし、一部環境から展開されるため、実際に利用可能になるまでには最大15日間かかる可能性がある。