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第1回「AIアートグランプリ」の一次審査結果が発表 ~動画・マンガが最終候補に

佳作12作品も発表。AIが生成した芸術作品279件が集まる

第1回「AIアートグランプリ」の一次審査結果が発表

 AIアートグランプリ実行委員会は2月28日、AIを活用したAIを利用して作られた画像、漫画、動画、音楽、ゲームといったアート作品のコンテスト第1回「AIアートグランプリ」の最終審査候補作品を発表した。合わせて佳作入選作品も発表されている。

 応募総数は279件で、静止画のほか動画やゲーム、マンガなどさまざまなジャンルの作品が寄せられた。その中から最終審査の候補となったのは以下の5作品。AIが生成した動画3作品とマンガ2作品が残る結果となった。

  • 『Artificial Insanity』TRICYCLE FILM(動画)
  • 『渚の妖精ぎばさちゃん対キモノアゲハ』koizoom1(漫画)
  • 『Desperado by 妻音源とりちゃん[AI]』松尾P(動画)
  • 『そんな話を彁は喰った。』機能美p(動画)
  • 『夢遊音速(ドリームマッハ)』朱雀(漫画)

 最終審査会は3月12日(日)15時から実施される予定。候補5作品の応募者による作品制作過程のプレゼンテーションと審査員との質疑応答を経て最終審査が行われ、グランプリ(賞金10万円+「GALLERIA」)および準グランプリ(賞金5万円)が決定する。最終審査会の模様はオンライン配信される予定だ。

 佳作に入選したのは以下の12作品。受賞者には賞金2万円が送られる。

  • 『移ろう「季」』いずみ(動画)
  • 『生成された歴史』nosfild(動画)
  • 『めまい』cshara(動画)
  • 『Listening Appreciation』Sogen Handa(動画)
  • 『詩・映像作品「最後の日の私たちへ」』ふつら&Kenye featuring VOICEVOX:No.7(動画)
  • 『認知限界』安野貴博(静止画)
  • 『5h』山藤大地(静止画)
  • 『Latent Space Explorer』阿部和樹(インスタレーション)
  • 『Alt Nature』Zihou Ng(インスタレーション)
  • 『ピンポンの宇宙旅』ku60(漫画)
  • 『スチームエンジェルカーニバル』快亭木魚(ゲーム)
  • 『WONDERLAND』アルベルー王国(その他)