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「Bing」の新しいAI機能を組み込んだ「Skype」が登場 ~「Skype Insider」でテスト開始

アニメーション付きの新しい起動ロゴやMacの「Touch Bar」対応拡充も

「Bing」の新しいAI機能を組み込んだ「Skype」が登場

 米Microsoft傘下のSkypeは3月4日(現地時間)、「Skype 8.95.76.207」をプレビュープログラム「Skype Insider」で公開した。製品リリースにさきがけ、「Bing」の新しいAIチャット機能を組み込んだ「Skype」がテストされる。

 この機能は「Bing in Skype」と呼ばれており、友人のように1対1で対話したり、グループチャットに参加させて利用する。このような対話できるようにプログラムされたユーザー、つまり「Bot」はこれまでにもいたが、「Bing in Skype」のBotには最新のAI技術が応用されており、これまでと別次元の賢さを持つのが魅力。質問をしてその答えを得るだけでなく、何気ない会話を通じてインスピレーションを得たり、データを表にまとめるといった雑務を依頼することもできる。

 なお、この機能を利用するには公式サイトで順番待ちリストに登録する必要がある。

 そのほかにも、Android版でアニメーション付きの新しい起動ロゴがテストされる。また、Mac版では「Touch Bar」対応を改善。ミュート/アンミュート、ビデオの切り替え、通話終了といった会話のコントロールがサポートされる。これらのプレビュー機能は、「Skype Insider」からダウンロードできるクライアントで試用が可能だ。

アニメーション付きの新しい起動ロゴ