ニュース

USB4の設定ページを追加したDev版「Windows 11」Build 23419がリリース

先日アナウンスされた「既定のアプリ」に関する改善の一部も盛り込まれる

「Windows 11 Insider Preview」Build 23419(ni_prerelease)がDevチャネルでリリース

 米Microsoftは3月22日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 23419をDevチャネルでリリースした。ISOイメージファイルもダウンロード可能。本ビルドでは、USB4の設定ページが追加されている。

 この設定ページでは、システムのUSB4機能や接続されているハブ・デバイスの情報を閲覧することが可能。USB4接続に関連するトラブルが発生し、デバイスメーカー(OEM)またはシステム管理者からのサポートを必要とする場合に備え、トラブルシューティングに役立てるために設けられたという。ワンクリックで情報をコピーすることもできるので、サポートチャットなどで共有するのも簡単だ。

「設定」アプリの[Bluetooth とデバイス]セクションに追加されたUSB4ハブとデバイスのページ

 ただし、このページが表示されるのはUSB4対応デバイスのみだ。デバイスがUSB4に対応しているかどうかは、「デバイス マネージャー」に「USB4 Host Router」があるかどうかで判断できる。

 そのほかにも、先日アナウンスされた「既定のアプリ」に関する改善の一部が盛り込まれた。「ピン留め」に関するアップデートは、将来ビルドに盛り込まれるとのこと。

 また、タスクトレイのVPNインジケーターがシステムのアクセントカラーで表示されるようになった。「タスク マネージャー」でライブカーネルメモリダンプを作成する機能や、タスクトレイの時計を秒表示にする機能も案内されているが、これらはそれぞれBuild 25276Build 25247で導入されたものと同じようだ。

 「Windows Insider Preview」は、製品としてリリースされる前のプレビュー版のOSを試すことのできるパイロットプログラム。なかでもDevチャネルは開発チームのアイデアを試す場となっており、さまざまな新機能に触れることができる。

 ただし、ここで試される機能はあくまでも実験的なもので、製品版に導入されるとは限らない。また、製品ビルドに比べると不安定なので、利用の際は注意したい。