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高機能テキストエディター「EmEditor」v22.4が公開 ~検索時の強調表示を自動更新可能

言語サーバー(LSP)を使用した構文チェック機能なども

「EmEditor Professional」v22.4

 米Emurasoftは5月18日(日本時間)、テキストエディター「EmEditor Professional」の最新版v22.4を公開した。64bit版を含むWindows 7/8.1/10/11およびWindows Server 2008 R2以降に対応する年額6,160円などのシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

 最新版では、検索・置換時にキーワードの入力中、リアルタイムでテキスト内のヒットした文字列を強調表示できるようになった。[検索]ダイアログのキーワード入力欄右側にある[≻]ボタンの[自動強調]オプションで有効化可能で、[検索]ダイアログのほか[検索]バーや、[置換]、[ファイルから検索]、[ファイルから置換]ダイアログで利用できる。

検索・置換時にリアルタイムでヒットした文字列を強調表示

 また、v22.3でサポートされた言語サーバープロトコル(LSP)機能が強化され、構文チェックが可能になった。さらに、Gitリポジトリとの連携ができる「コミット リスト」プラグインでは、新規ブランチの作成やチェックアウトが可能になっている。

 そのほか、マウスで選択範囲を拡張しながら画面をスクロールする際の動作が改善され、ウィンドウの端から離れるほど速くスクロールするようになった。この際はマウスカーソルの形状が変化するほか、ミニマップも表示される。

マウスで選択範囲を拡張しながら画面をスクロールする際の動作が改善

 [ファイルから検索]、[列を削除]コマンドやBase 64エンコード・デコードなどの高速化も行われている。

[ファイルから検索]、[列を削除]コマンドなどの高速化も

 「EmEditor Professional」は、Windowsプラットフォームで定番のテキストエディター。プラグインで機能を拡張できるのが特徴で、CSVデータを扱うための機能も非常に充実している。30日間の試用が可能で、試用期間後は個人利用に限り機能制限のある無償版「EmEditor Free」として使用できる。また、「Microsoft Store」から入手できるストア版も用意されている。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
64bit版を含むWindows 7/8.1/10/11およびWindows Server 2008 R2以降
【ソフト種別】
年額6,160円など(試用期間後は、個人利用のみで一部機能の制限された「EmEditor Free」として使用可能)
【バージョン】
22.4(23/05/18)