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「Windows 365 Switch」のパブリックプレビューが開始 ~Dev版「Windows 11」Build 23521

タスクバーの結合解除モードや「タスク マネージャー」の設定もアップデート

「Windows 11 Insider Preview」Build 23521(ni_prerelease)がDevチャネルでリリース

 米Microsoftは8月10日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 23521をDevチャネルでリリースした。対応する開発キット(SDK)もダウンロード可能。本ビルドでは、「Windows 365 Switch」がパブリックプレビューされている(Betaチャネルでも利用可能)。

クラウドデスクトップとローカルデスクトップの垣根をなくす「Windows 365 Switch」

 「Windows 365 Switch」は、「Windows 365」クラウドPCとローカルPCのデスクトップ切り替えを容易にする機能。キーボードやマウス、タッチパッドジェスチャーを用いて、仮想デスクトップと同じ感覚でクラウドデスクトップとローカルデスクトップをスイッチできるようになっており、両者の垣根を取り払ってくれる。

 また、タスクバーの結合解除モード(never combined mode)の設定がアップデートされた。

タスクバーの結合解除モード(never combined mode)の設定

 これまでは結合解除とラベル表示のオプションが分かれていたが、両者が1つのオプションにまとめられ、[Never]へ切り替えるだけで結合解除モードとラベルの表示を有効化できるようになった。他のタスクバー(マルチモニター環境など)の設定も同様だ。

 そのほかにも、以下の変更や改善が加えられている。

  • 「Microsoft Entra ID」(旧:Azure Active Directory)で管理されているデバイスで、「Windows Copilot」が再有効化。わざわざグループポリシーエディターで「Windows Copilot」を有効にする必要はない
  • ダイナミックライティング:OSのアクセントカラーと連動するオプションなどを追加
  • タスクマネージャーの設定ページをWindows 11のデザイン原則に合わせてアップデート。ダイアログの一部も更新された
    タスクマネージャーの設定ページをWindows 11のデザイン原則に合わせてアップデート
  • OSをアップデートすると「Windows スポットライト」が有効になることがある。無効化すれば、将来のアップデートで再び有効になることはない
  • タスクバー検索(Windows Search)は「Microsoft Bing Search」アプリを介してWebコンテンツを返すように。欧州経済領域(EEA)の要請に応えた仕様変更のようだ
  • タスクを終了する機能は、開発者モードが不要に
  • [デバイスの使用状況]設定ページに[開発](Development)が追加。これはOOBE(out of box experience)で行う選択と同じで、有効化すると「Dev Home」が起動する
    [デバイスの使用状況]設定ページに[開発](Development)が追加

 「Windows Insider Preview」は、製品としてリリースされる前のプレビュー版のOSを試すことのできるパイロットプログラム。なかでもDevチャネルは開発チームのアイデアを試す場となっており、さまざまな新機能に触れることができる。

 ただし、ここで試される機能はあくまでも実験的なもので、製品版に導入されるとは限らないほか、製品ビルドに比べると不安定なので、利用の際は注意したい。また、機能の一部は段階的に展開されるため、すぐには利用できない可能性がある。