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「PowerToys」のOCR機能が表(テーブル)の読み取りに対応 ~v0.74がリリース

Microsoftがパワーユーザー向けに提供している無償ツール集

「PowerToys」v0.74.0が利用可能に

 米Microsoftは9月27日(日本時間)、「Microsoft PowerToys」の最新版v0.74.0を公開した。v0.74のリリースサイクルの目玉は、「Text Extractor」がv2.0へアップグレードされたことだ。

 「Text Extractor」は、デスクトップ上のテキストを認識し、クリップボードへコピーするOCR(光学文字認識)ユーティリティ。タスクトレイアイコンをクリックすると現れるショートカットパネルや、[Windows]+[Shift]+[T]キーなどで起動できる。

 ユーティリティを起動するとデスクトップ全体が暗転し、矩形選択できるようになる(選択オーバーレイ)ので、あとは読み取りたいところをマウスドラッグで選択すれば、そこに写っているテキストがクリップボードに取り込まれる。

デスクトップ上のテキストを認識し、クリップボードへコピーするOCR(光学文字認識)ユーティリティ「Text Extractor」

 v2.0では、選択オーバーレイが刷新。ツールバーが追加され、選択領域を「表」として認識するテーブルモードが追加された。従来は全体を1行のテキストとしてしか認識できなかったが、表組みされたデータも読み取れるようになる。

選択オーバーレイが刷新。テーブルモードが追加

 そのほかにも、内部で利用している開発キットやライブラリを「Windows App SDK 1.4.1」「Windows Community Toolkit 8.0」へアップデート。各ユーティリティの不具合修正や改善も行われている。

 「PowerToys」は、パワーユーザー向けに提供されているMicrosoft公式のシステムユーティリティ群。Windows 95/XP時代、盛んに行われていた取り組みをWindows 10/11で、しかもオープンソースで復活させたものだ。ウィンドウを決まった位置にすばやく配置できる「FancyZone」、ファイル名を一括変更できるシェル拡張「PowerRename」など、「OSにも標準で備わっていればいいのに」と感じられる便利な機能が多く収録されている。

 対応OSは「Windows 10 バージョン 2004」以降で、現在「GitHub」のプロジェクトページから無償でダウンロード可能。「Microsoft Store」からも入手できる。すでに利用中の場合は、アプリ内蔵のアップデーターで更新可能だ。

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ソフトウェア情報

「PowerToys」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10/11
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.74.0(23/09/27)