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「Vivaldi」に待望のiOS版、無償提供が開始

「スピードダイヤル」やデスクトップスタイルのタブを搭載、データの同期も可能

Vivaldi Technologies、「Vivaldi」のiOS版をリリース

 ノルウェーのVivaldi Technologiesは9月28日(日本時間)、「Vivaldi」のiOS版をリリースした。ユーザーファーストの高いカスタマイズ性で人気の「Vivaldi」が、ようやくiPhoneやiPadでも利用できるようになる。ちなみに、Android版は2020年4月から正式提供されている。iOS版は3年遅れでのリリースとなった。

 iOS版「Vivaldi」は「iOS 15」「iPadOS 15.0」およびそれ以降のバージョンに対応しており、iPhone、iPad、iPhone touchで利用可能。現在、「App Store」から無償でダウンロードできる。

 ユーザーインターフェイスはデスクトップ版を踏襲しており、スタートページの「スピードダイヤル」や、複数のページを切り替えられる「タブバー」は健在だ。Android版と同様、「タブバー」の代わりにスクリーンの小さいデバイスで便利な「タブスイッチャー」が選べる。

iOS版「Vivaldi」のユーザーインターフェイス

 「Vivaldi」にはさまざまなビルドインツールが備わっているが、それは画面左下の[パネル]アイコンからアクセス可能。「Vivaldi」アカウントでサインインすれば、デスクトップ版、Android版、Android Automotive(車載)版ともデータを同期できる。

 そのほかにも広告とトラッカーをブロックする機能、複数の検索エンジンを素早く切り替える機能、アプリアイコンをカスタマイズする機能などを搭載している。

「Vivaldi」の各種便利ツールはパネルから。デスクトップ版ほどではないが、カスタマイズ性も高い

ソフトウェア情報

「Vivaldi」iOS版
【著作権者】
Vivaldi Technologies AS
【対応OS】
iOS/iPadOS 15.0およびそれ以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
6.3.3137.27(23/09/28)