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「VBScript」は非推奨に、将来のWindowsリリースで削除

「Visual Basic」風の文法をもつWindows標準搭載のスクリプト言語

同社のドキュメント

 米Microsoftは10月10日(日本時間)、WindowsクライアントOSで「VBScript」を非推奨とする方針を明らかにした。

 「VBScript」(Microsoft Visual Basic Scripting Edition、VBS)は、Windowsに標準搭載されているスクリプト言語。「Visual Basic」によく似た文法を持ち、かつてはWebサーバーおよびクライアントサイドのスクリプトとして利用できた。現在でも「メモ帳」さえあれば始められる手軽さから、ローカル環境でバッチファイルの代わりとして一定の需要がある。ソースコードファイルの拡張子は「.vbs」。

 同社によると、「VBScript」は将来のWindowsリリースで削除されるとのこと。ただし、当面の間はオンデマンド機能としてプリインストールされ、必要であれば有効化できるという。

 まだ「VBScript」を利用している場合は、この猶予期間中に他のソリューションへの移行を検討したい。