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「ChromeOS 123」が発表 ~マウス・キーボードショートカットのカスタマイズが可能に

日本語対応の自然な音声合成も

Google、「ChromeOS 123」を発表

 米Googleは4月4日(日本時間)、「ChromeOS M123」を発表した。以下の新機能や改善が行われている。ただし、一部機能は段階的にロールアウトされる。すぐには利用できないことがあるので注意したい。

キーボードショートカットのカスタマイズ

 「ChromeOS 123」では、「キー ショートカット」アプリでキーボードショートカットのカスタマイズが可能となる。日頃よく行う操作にショートカットを割り当てたり、片手でも操作できるようにしたり、覚えやすいキーコンビネーションに変えたりすることが可能で、日々のワークフローを簡素化できる。

キーボードショートカットのカスタマイズ

マウスボタンのカスタマイズ

 さらに、マウスボタンのカスタマイズも行えるようになる。マウスに2つ以上のボタンがあるならば、それをスクリーンショットの撮影、ミュートのON/OFF、絵文字の挿入など、設定したアクションのリストにボタンを割り当てることが可能。また、キーの組み合わせを選択して、キーボードショートカットで実行されるアクションをボタンに割り当てることもできる。

マウスボタンのカスタマイズ

ChromeOSテザーホットスポット

 「ChromeOS 123」ではホットスポットがサポートされ、デバイスの携帯電話ネットワークをインターネット接続のない他のデバイスと共有できる。

 ただし、対応するキャリアは、いまのところ米国のT-Mobileのみ。今後の対応拡充に期待したい。

そのほかの変更

 そのほかの変更は以下の通り。

  • Androidアプリごとに言語設定を変更できるように
  • 音声合成に新しい自然な音声を追加。日本語を含む31言語対応で、オフラインでも利用できる

 「ChromeOS」のアップデートは、一部の環境から順次展開される。アップデートできるようになると、「設定」画面の[ChromeOS について]画面から適用が可能だ。