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オシャレなコーディングフォント「0xProto」に太字書体 ~合字が苦手な人にピッタリ

ソースコードやターミナルでの可読性を重視した等幅フォント

「0xProto」v2.200。ボールド書体を追加

 ソースコードやターミナルでの可読性を重視した等幅フォント「0xProto」が9月2日(日本時間)、v2.200へとアップデートされた。新たにボールド(太字)ファミリーが追加されている。

 「0xProto」は、IT管理者やアプリ開発者向けに開発されたコーディングフォント。このタイプのフォントとしては「FiraCode」「Cascadia Code」「Ricty」などが知られており、本フォントはどちらかと後発の部類だが、先行フォントで評価されたトレンドを抑えつつも、小さな文字の視認性を高めたり、ターミナルにおける視覚的なバランスにも配慮したりするなど、独自の工夫を凝らしているのが特徴だ。賛否の分かれる「合字」(リガチャー)に関しては少し保守的で、本来の字形を失わない程度の導入にとどめている。

 v2.200ではボールド書体が追加され、3書体(標準・イタリック・ボールド)×3フォーマット(TrueType/OpenType/Web Open Font Format)の9タイプが利用できるようになった。そのほかにも、前回紹介したv1.000からはイタリック体とss01バリアントの追加、「Texture healing」への対応などが行われている。

イタリック体
ss01バリアント

ソフトウェア情報

「0xProto」
【著作権者】
0xType
【対応OS】
(編集部にてWindows 11で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.200(24/09/02)