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Microsoft、Windows 11 バージョン 24H2環境の「ディスク クリーンアップ」問題に対策

クリーンアップで増える空き領域が間違っている問題は「KB5044384」で改善へ

同社のアナウンス

 「Windows 11 バージョン 24H2」環境で「ディスク クリーンアップ」ツールがクリーンアップ可能なディスク容量を誤ってレポートする問題は、解決されたとのこと。米Microsoftは10月23日(現地時間)、「Windows release health」で明らかにした。

 この問題は、OS標準ツール「ディスク クリーンアップ」(Cleanmgr.exe)で「Windows Update」のクリーンアップを選択し、初めて実行する際、ディスクスペースの開放処理は期待通りに終了するにもかかわらず、クリーンアップ可能な残りスペースが過大に報告されてしまうというもの。たとえば15GBを開放したのに、まだ88GBクリーンアップできると表示される。

 同日公開されたプレビューパッチ「KB5044384」でには「Cleanmgr.exe」の改良が含まれており、レポート不良の原因の一部に対処しているという。パッチを適用すれば、クリーンアップで増える空き領域の推定精度が向上するとしている。