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「LibreOffice 24.8.4」が公開 ~v24.2系はサポート終了、できるだけ早い移行を

クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境

「LibreOffice 24.8.4 Community」がリリース。「LibreOffice 24.2」系の最終版

 The Document Foundationは12月19日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 24.8.4 Community」を公開した。55件の不具合とリグレッション(機能後退)を修正したメンテナンスアップデートとなっている。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。オープンなドキュメント仕様「Open Document Format」(ODT、ODS、ODP)をサポートするが、「Microsoft Office」とも高い互換性を持つ。「LibreOffice 24.2」シリーズはその最新版で、表計算アプリ「Calc」で「XLOOKUP」「LET」といった新関数が導入されるなど、多くの改善が施されている。

 なお、「LibreOffice 24.2」シリーズは11月30日をもってサポートを終了した。「LibreOffice 24.8」への移行を進めたい。次期メジャーバージョン「LibreOffice 25.2」は2025年第6週(2月初め)にリリースされる見込みだ。