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60件以上もの問題を改善し安定性が向上した「LibreOffice 24.8.5」が公開
クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境
2025年2月21日 14:32
The Document Foundationは2月20日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 24.8.5 Community」を公開した。60件以上もの不具合とリグレッション(機能後退)を修正したメンテナンスアップデートとなっている。
「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。オープンなドキュメント仕様「Open Document Format」(ODT、ODS、ODP)をサポートするが、「Microsoft Office」とも高い互換性を持つ。
今回リリースされた「LibreOffice 24.8.5」は、既存機能の改善に注力したStill版「LibreOffice 24.8」シリーズの最新バージョン。安定性を重視する環境におすすめだ。
なお、新機能をいち早く体験したいテクノロジー愛好家やパワーユーザーには、Fresh版の「LibreOffice 25.2」がおすすめ。オフィス文書のオープンフォーマット「ODF 1.4」をサポートするなどの改善が含まれている。