ニュース
トレンドマイクロの企業向けセキュリティツール「Apex Central」などに脆弱性
情報漏えいやローカル権限昇格、DoSの恐れ。最新版へのアップデートを
2025年4月9日 16:06
脆弱性ポータルサイト「JVN」は4月8日、トレンドマイクロ社製の企業向けセキュリティツールに関する脆弱性レポート(JVNVU#98349623)を公開した。
それによると、以下の製品には脆弱性が存在するとのこと。
- 「Trend Micro Apex Central 2019」ビルド番号:6955.00より前
- 「Trend Micro Apex Central(SaaS)」2025年3月のメンテナンスより前
- 「Deep Security Agent(Windows版)20.0」ビルド番号:20.0.1-25770より前
「Trend Micro Apex Central 2019」と「Trend Micro Apex Central(SaaS)」では情報漏えい、「Deep Security Agent(Windows版)20.0」ではローカル権限昇格やサービス運用妨害(DoS)の恐れがあるという。トレンドマイクロ社によるとCVSS 3.0のスコアは最大で“7.8”。
JVNは、トレンドマイクロ社が提供する情報を元に最新版へアップデートすることを推奨している。