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Windows 11 22H2/23H2向けパッチ「KB5055629」がプレビュー ~スタート画面にスマホサブパネル
エクスプローラーのホーム画面改善、Windows Shareの画像インライン編集にも注目
2025年4月24日 09:42
米Microsoftは4月22日(現地時間)、「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」の2025年4月非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5055629」をリリースした。
- Windows 11 バージョン 24H2:(未リリース)
- Windows 11 バージョン 23H2:KB5055629
- Windows 11 バージョン 22H2:KB5055629
- Windows 10 バージョン 22H2:KB5055612(22日リリース済み)
「KB5055629」におけるハイライトは、以下の通り。
- 「エクスプローラー」のホーム画面にピボットベースのキュレーションビュー。「Microsoft 365」で共有されているコンテンツへのアクセスが容易に
- 「ナレーター」アプリにスピーチリキャップ(Speech recap)。簡単なキーボードショートカットで読み上げ内容をライブでテープ起こしでき、あとから簡単に参照できる
- [スタート]画面に「スマートフォン連携」(Phone Link)アプリが統合。サブパネルでスマートフォンの機能にアクセスできる
- Web開発者が既存のコンテンツを活用して複数のウィジェットサーフェスに追加できる対話型ウィジェットを作成できるように
- 「Windows Share」に画像のインライン編集機能を追加。共有する前にトリミングやフィルターなど、ちょっとした加工ができる
なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム(パッチチューズデー)に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない(オプション提供) 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。