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“HSPプログラムコンテスト2014”の作品応募受付が開始

締切は10月31日。“hsp3dish.js”を用いWebブラウザー上で実行する作品も応募可能に

“HSPプログラムコンテスト2014”のWebサイト

 HSPプログラムコンテスト2014 実行委員会は1日、2003年から毎年開催されている“HSPプログラムコンテスト2014”の作品応募受け付けを開始した。同コンテストは、フリーのプログラム言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)で作成したプログラムのコンテストで、これまでに累計4600本以上の応募作品が寄せられている。

 コンテストの応募期間は、10月31日までとなっており、2014年1月1日以降に発表された作品であれば公開済みの作品でも応募可能。応募締め切り後、コンテスト実行委員会などによる一次審査、最終審査を経て、12月1日に最終選考結果が発表される。

 コンテストは、「HSP」の機能をすべて活用できる“一般部門”と、「HSPTVブラウザ」上で動作させるといった制限がある“HSPTV部門”、Windows以外のOSで動作させるためのランタイム“HSP3Dish”を使用するといった制限がある“HSP3Dish部門”の3部門で行われる。“HSP3Dish部門”では今回のコンテストから「HSP」v3.4 RC1の新機能を利用し、Webブラウザー上で「HSP」製プログラムを実行するための“hsp3dish.js”上で動作するソフトを応募することができるようになった。

 今年は、もっとも優秀な作品に与えられる“総合最優秀・ツェナワークス賞”に輝いた作品の作者には、トロフィーとWindows 8.1搭載の最新型ノートパソコンが贈られる。また、各部門から1点ずつ選ばれる優秀作品の作者には、トロフィーに加えてAndroid 4.2.2搭載タブレットやiPod Shuffleなどの中から1つが贈られるという。そのほか、“学生賞”や“審査員特別賞”、協賛各社による特別賞などが用意されている。

 また、プログラムを応募しなくても、“ネット審査員”としてコンテストに参加することが可能。“ネット審査員”は、ユーザー登録することで応募された作品に対する“評価”を投稿できるようになる。“ネット審査員”の“評価”は審査員の“評価”と特定の比率で合計されて入賞候補が選定されるほか、プログラム作者だけでなく“ネット審査員”としてコンテストに参加する全員に参加賞が贈られる。さらに、積極的な審査を行った“ネット審査員”には特別賞が贈られる。本コンテストの応募方法などの詳細については、コンテストの公式サイトを参照してほしい。

(市川 祐吉)