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2次元汎用CADソフト「Jw_cad」が約3年ぶりのアップデート
GUIのレンダリングにDirect2Dを採用。Windows 8のタッチ操作にも対応
(2015/1/13 15:33)
2次元汎用CADソフト「Jw_cad」の最新版v8.00が、12日に公開された。Windows Vista/7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
約3年ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、GUIのレンダリングにDirect2Dを採用。GPUのポテンシャルを引き出したパフォーマンスの高い描画が期待できる。ただし、一部環境でレンダリングが安定しない場合があるとのこと。その場合は[表示]メニューにある[Direct2D]項目のチェックを外し、Direct2Dのレンダリングを一時的に無効化すればよいようだ。
また、Windows 8のタッチ操作に対応したのも大きな改善点。ピンチイン・ピンチアウト(2本の指で広げたり狭めたりする操作)でズームを行ったり、スワイプすることでスクロールを行ったりすることが可能だ。マウス操作にも改善が加えられており、[Shift]キーとマウスの左右ボタン(左ボタンのみでも可)を押し下げながらマウスを移動させることで、画面全体をスクロールできるようになっている。
そのほかにも、ファイルの選択ダイアログにコモンダイアログを利用したり、インストーラーに「InstallShield」を採用するなど、さまざまな機能改善やコマンドの強化、不具合の修正が施されている。
ソフトウェア情報
- 「Jw_cad」
- 【著作権者】
- 清水 治郎 氏、田中 善文 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.00(15/01/12)