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Microsoftが主要PCゲームストアを一括管理できるライブラリ機能を発表
Xbox Insiderユーザー向けに先行テスト。年末には「ROG Xbox Ally」で実装予定
2025年6月25日 12:27
米Microsoftは6月23日(現地時間)、Xboxの6月アップデート情報として、PCゲームの一括管理機能「Aggregated Gaming Library」を発表した。現在、Xbox Insiderユーザー向けに先行テストが行われている。
この機能は、XboxやGame Pass、Battle.net、その他主要なPCストアのゲームを1つのライブラリとして一括管理し、ゲームを起動できるようにするもの。PCの「Xbox」アプリ内に「My library(マイ ライブラリ)」として表示され、ここからゲームを起動できるようになる。
各PCストアフロントからゲームをインストールすると、「Xbox」アプリの「My library」に自動で登録され、サイドバーの「Most recent(最新)」にも合わせて表示される。インストールしたゲームが「Xbox」アプリに集約されることで、どのストアで購入したかを思い出す必要がなくなり、ゲームをスムーズに見つけて起動できるようになる仕組みだ。
もし「My library」に表示したくない場合は、設定から「Library & Extensions(ライブラリと拡張機能)」を選び、各ストアフロントの項目を「非表示」とすることで表示されなくなる。
この機能は、先日発表されたポータブルゲーミング機「ROG Xbox Ally」および「ROG Xbox Ally X」で、今年のホリデーシーズンまでに利用できる予定(各端末の発売時期も今年のホリデーシーズンとされている)。一般のWindows PCでの実装時期については、今回は明らかにされていない。
また「Xbox」アプリでは、新たにパブリッシャーチャンネルが追加される。特定のパブリッシャーの全ゲームを一覧できるギャラリーが用意され、気に入ったタイトルやシリーズを見つけやすくなるとしている。
このほか、ゲームに関する質問やサポートを行うAI「Copilot for Gaming」のベータ版について、現在はiOSとAndroidというスマートフォン向けのみ早期プレビュー版が提供されているが、今年のホリデーシーズンまでに「ROG Xbox Ally」シリーズでも使えるようになると発表された。Windows PC版は近日中にリリース予定としている。