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「OneDrive」と「Copilot」の相性を改善、直接エクスプローラーから要約・質問・比較

「OneDrive」のアクティビティセンターからも「Copilot」アクションが利用できる

「エクスプローラー」の「OneDrive」ファイルから直接「Copilot」のアクションが実行できるように

 米Microsoftは9月5日(現地時間)、Windows版「OneDrive」の改善を発表した。「エクスプローラー」上の「OneDrive」ファイルから直接「Copilot」のアクションが実行できるようになる。わざわざWeb版(onedrive.live.com)へアクセスしなくても、以下の「Copilot」アクションが利用できるのが魅力だ。

Web版(onedrive.live.com)での「Copilot」のアクション
  • 要約:ファイルの内容を簡潔でわかりやすく要約
  • FAQの作成:ドキュメントをもとに「よくある質問」のリストを生成
  • 質問する:ファイルの内容についてAIに質問する
  • ファイルの比較:最大5つのファイルを比較し、その違いを強調した簡潔な表を作成

 「Copilot」のアクションは「OneDrive」のアクティビティセンターからも利用できるようになるが、ファイルの比較だけは「エクスプローラー」のみの対応となる点には注意したい。

「Copilot」のアクションは「OneDrive」のアクティビティセンターからも利用できる

 なお、この機能を利用するには「Microsoft 365 Personal/Family」サブスクリプションを購入したアカウントでサインインした「OneDrive」が必要。サポートされるファイルの種類は、以下の通りとなっている。

  • 「Microsoft 365」ドキュメント(DOC、DOCX、PPT、PPTX、XLSX、FLUID、LOOP)
  • ユニバーサルフォーマット(PDF、TXT、RTF)
  • Webファイル(HTM、HTML)
  • 「OpenDocument」フォーマット(ODT、ODP)

 今のところ、写真とビデオはサポートされていない。