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Webアプリのストアも構築可能、「Microsoft Edge」でWeb Install APIのテストが開始

「Edge 143」から「Edge 148」まで「Origin Trial」を実施

「Microsoft Edge」で「Web Install API」のテストが開始

 米Microsoftは11月24日(現地時間)、「Microsoft Edge」で「Web Install API」をテストできるようになったと発表した。

 「Web Install API」は、Webサイトが他のWebアプリを「プログレッシブ Web アプリ」(PWA)としてインストールするようWebブラウザーへ依頼できる仕組み。ユーザーがボタンを押すなどしてWebサイトで非同期関数「navigator.install()」が実行されると、Webブラウザー組み込みのインストールエクスペリエンスが呼び出される。必要なWebアプリのインストールをユーザーに促したり、自社のWebアプリを陳列したストアアプリのようなものを実現したりできる。

Webブラウザー組み込みのインストールエクスペリエンス

 このAPIは実験機能を試すための仕組み「Origin Trial」において、「Edge 143」から「Edge 148」まで提供される。機能を有効化するためのWebページへアクセスして「GitHub」アカウントへのログイン、利用規約への同意といった手順を踏むと、実際に試せるようになる。大きな問題がなければ、将来バージョンの「Edge」で既定有効化されるだろう。

 なお、開発デバイスでローカルテストしたい場合は、試験フラグ(edge://flags/#web-app-installation-api)を有効化してもよい(「Edge」の再起動が必要)。

試験フラグで有効化することも