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『#VALUE!』?『#SPILL!』? Windows版「Excel」の意味不明なエラーがわかりやすく

カードスタイルでエラーの内容や理由などが一目でわかる ~Web版で好評

Windows版「Excel」のエラー表示

 米Microsoftは12月3日(日本時間)、Windows版「Microsoft Excel」のエラー表示を改善すると発表した。Web版に先行導入された「エラーカード」が好評だったため、Windows版にも導入するという。

Web版「Excel」に導入されている「エラーカード」

 新しい「エラーカード」は、『#VALUE!』や『#NUM!』、『#SPILL!』といったエラーのあるセル左上にある緑色の三角形をしたインジケーターにマウスカーソルを合わせると、ポップアップで現れる。従来のメニュースタイルのエラー説明とは異なり、エラーの内容、エラーになる理由などが一目でわかるデザインになっているのが特徴だ。計算過程の表示やヘルプへのリンクも提供される。

「#NUM!」のエラーカード
「#SPILL!」のエラーカード

 この機能はまずベータチャネルのWindows版「バージョン 2512」(Build 19502.20000)以降に展開される。いずれはMac版にも導入されるとのこと。