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「Windows Insider Program」のチャネルが再編、シンプルな2チャネル構成に

『発表された新機能がいつまでたっても使えない……』という不満も解消へ

「Windows Insider Program」のチャネルが再編、シンプルな2構成に

 米Microsoftは4月10日(現地時間)、OSのパイロットプログラム「Windows Insider」を再編すると発表した。このことは3月にアナウンスされた「Windows 11」改善の取り組みの中で予告されていたが、詳細が公表されたのは今回が初めて。

 現在、「Windows Insider Preview」ビルドには以下の4つのチャネルが設けられている。同じチャネルでビルドを切り替えられることがあるので、テストできるビルドの数はそれよりも多い。

 そのため、どのビルドを選ぶべきかがわかりにくくなっていた。

 また、これらのプレビュービルドで導入される実験的な機能の多くは「Controlled Feature Rollout」(CFR)と呼ばれる仕組みで展開が制御されている。これは不具合の原因の切り分けを容易にしたり、新機能に起因する不具合が広がらないようにするための措置だ。

 しかし、テスターの多くは新機能をいち早く試したいがために、動作が不安定であることを承知でプレビュービルドを導入している。にもかかわらず、新機能が使えなかったり、いつ使えるようになるのかわからないのでは、不満がたまるのも仕方のないことだろう。

 そこで、新しい「Windows Insider Program」(WIP)ではチャネルが大きく2つに再編される。

  • Experimental:新機能が最初にテストされるチャネル。試験フラグをON/OFFして、好みの新機能を体験できる
  • Beta:リリースに近い安定した機能を試すチャネル。CFRはなし

 さらに上級者向けのオプションとして、ハードウェアに対応したWindowsのコアバージョンを手動で選択できる「Advanced options」(詳細オプション)が設けられる。

「Advanced options」(詳細オプション)

 「Beta」チャネルの場合、ここでは「25H2」と「26H1」のいずれかのビルドを選べる。さらに、「Experimental」チャネルの場合は「Future Platforms」というさらなる先行バージョンを選択可能。このビルドには「25H2」や「26H1」といったバージョンはつけられておらず、製品版に導入されるかすらまだ決まっていない新機能や改善がテストされる。プラットフォーム開発の最前線を体験したいユーザーのみが選ぶべきだろう。

 Release Previewチャネルは、一般公開に先立ち、製品版ビルドへの早期アクセスを希望する法人顧客およびInsider向けの高度なオプションとして引き続き提供される。

 この変更は、ビジネス向けの「Windows Insider Program」にも適用される。ただし、「Windows Server」は対象外だ。