レビュー
タブレットに最適、スタイリッシュなGoogle リーダークライアント「Nextgen Reader」
Windows 8/RT端末で動作、タッチ操作もキーボード操作も快適
(2013/4/23 18:15)
「Nextgen Reader for Windows 8」は、Windows 8/RT端末で動作する“Google リーダー”専用クライアントアプリ。“Windows ストア”でダウンロード販売されており、価格は240円(税込み)。
Windows 8/RT向けのフィードリーダーはいくつか存在するが、「Nextgen Reader」はそのなかでも最もスタイリッシュで使いやすいフィードリーダーと言えるだろう。すでに今年7月1日の廃止が決まっている“Google リーダー”専用であることが若干懸念されるが、ほかのサービスとの連携や“Windows Azure”を利用した独自サービスの提供といった代替策が目下模索されており、廃止までには何らかの手段が提供される見込み。購入しても損はないはずだ。
メイン画面は「Microsoft Outlook」タイプの縦3ペイン型(Classic View)。左からフィードのツリー表示、記事の一覧表示、選択された記事のプレビュー画面となっており、比較的利用頻度の低いフィードのツリー表示は、折りたたんで実質2ペイン構成で利用することが可能。また、画面左上のアプリロゴを選択すれば、Windows 8ではすっかりお馴染のタイル表示へ切り替えることもできる(Modern View)。
プレビュー画面では、“Readabiity”“Instapaper”をはじめとするモバイル向けの表示最適化サービスが利用可能。解像度の低い環境でも快適に記事が閲覧できる。もちろん、アプリ内ブラウザーやシステム既定のWebブラウザーで記事を閲覧することも可能。
また、デザインだけでなく操作系も洗練されている。
たとえば、記事間の移動には画面右下に用意されているナビゲーションボタンが利用できる。タブレットを横に両手でもつスタイルだと、右手親指がちょうどこのボタンの位置に来るので、右手親指だけでサクサクと記事を読み進めていくことができる。このナビゲーションボタンは、ぜひOSに標準搭載されている「メール」などのアプリにも採用してほしいものだ。
さらに、ショートカットキーも充実しており、キーボードによる操作も快適。キーコンビネーションの一覧は[Shift]+[/]キー(“?”の入力)でいつでも参照できる。よく利用するものから覚えていきたい。
ソフトウェア情報
- 「Nextgen Reader」
- 【著作権者】
- Next Matters
- 【対応OS】
- Windows 8/RT(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- ダウンロード販売 240円(税込み)
- 【バージョン】
- 1.5.4.9