意外と知らないChromeのTips
いつの間にかパソコンに広告が表示されるようになった! Chromeでローカルの迷惑アプリを駆除しよう
2018年10月25日 06:45
パソコンやスマートフォンでWebサイトの閲覧に「Google Chrome」を利用している方は多いだろう。しかし、最初に覚えた使い方を続けていないだろうか。Googleに関連するサービスは進化し、便利な機能が日々提供されている。何となく不便を感じているなら、見逃している機能やサービスがあるかも。普段から「Google」を使っている方も、不慣れな方も、そのままではでは勿体ない。本連載では、「Google Chrome」やGoogleの提供するサービスに関して知っていると得するTipsを紹介したい。
「Google Chrome」でローカルの迷惑なアプリを発見・駆除できる
インターネットを利用していると、意図しないアプリがインストールされたり、気付かないうちに設定が変更されてしまったりすることもある。また、しつこく広告が表示されて煩わしいという状況もあるだろう。実はChromeには、パソコン内をスキャンして望ましくないアプリを発見・駆除できる“パソコンのクリーンアップ”という機能を備えている。いつもと違うと感じたときに試して欲しい機能だ。
“パソコンのクリーンアップ”はGoogleとセキュリティ専門企業のESET社と協力して開発された。Googleの定める“望ましくないソフトウェアのポリシー”に抵触するソフトウェアを検知できる。操作は簡単。Chromeのアドレスバーに“chrome://settings/cleanup”と入力し、[パソコンのクリーンアップ]の画面で[検索]ボタンをクリックするだけだ。Chromeの画面右上の[≡]アイコンから[設定]画面を開き、設定画面下部の[詳細設定]-[リセットとクリーンアップ]をクリックしても同じ画面を表示できる。
ただし“パソコンのクリーンアップ”は、Googleのポリシーに準拠しないソフトウェアを検知するもので、マルウェア全般を検出する機能ではない。リアルタイムに不正な動作を監視することもできないため、ウイルス対策ソフトの代わりにはならないことに注意しよう。