いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】長い表を紙に印刷する場合の必須テク! ページ番号とタイトル行の設定
2024年10月16日 06:55
ページ数の多い資料はページ番号を印刷しておきたい
複数ページにわたる縦に長い表を印刷する時、標準の状態ではページ番号は印刷されません。印刷した用紙の順番がわからなくなってしまった経験がある人もいるでしょう。印刷せずにPDFファイルに出力した場合でも、“何ページ目”なのかを明記しておくと閲覧時に便利ですよね。
また、2ページ目以降にも見出し行を表示しておきたいものです。どちらも簡単に設定できますが、普段操作している[標準]ビューでは気付きにくい項目です。必要な時にサッと設定できるように覚えておきましょう。
「1/○ページ」のようにページ番号を振る
ページ番号の設定方法は[ページレイアウト]タブから[ページ設定]ダイアログボックスを呼び出して設定する方法、[ページレイアウト]ビューに切り替えて設定する方法などがあります。どちらも同じ機能なので、操作しやすい方法を使ってください。
ページ番号の設定は以上です。[ページ設定]ダイアログボックスの[フッターの編集]をクリックしてページ番号をカスタマイズすることもできますが、以下に紹介する[ページレイアウト]ビューでの操作でも結果は同じになります。
任意の形式のページ番号を振る
[ページ設定]ダイアログボックスで設定したページ番号は[ページレイアウト]ビューで確認できます。もちろん、最初から[ページレイアウト]ビューで設定しても構いません。上記の手順の結果を確認してみましょう。
「&[ページ番号]」が現在のページ番号、「&[総ページ数]」が全体のページ数を表します。それぞれ、[ヘッダーとフッター]タブから挿入でき、任意の文字列と組み合わせてカスタマイズ可能です。
例えば、フッターの右側に「&[ページ番号]/&[総ページ数]」と入力すると、「1/?」といったページ番号がページ右下に印刷されます。
2ページ目以降に行見出しを印刷する
[タイトル行]を設定して、2ページ目以降にも見出し行を印刷するようにしておきましょう。ここでは、1行目を[タイトル行]としていますが、複数行を指定することもできます。