無料でExcel並み!Google スプレッドシートの使い方
これだけで効率20%増し! スプシでのデータ入力が捗るちょいワザ
2019年11月12日 06:55
今さらですが、スプレッドシートへのデータ入力はスムーズにできていますか? 入力済みのセルの編集のほか、空白セルへの一括入力、セルの固定など、基本の操作を振り返ってみましょう。スプレッドシートならではの動作にも慣れれば、今後の作業が捗りますよ。
ジャンプと選択のワザですばやく入力
大きな表の場合、マウスを使って画面をスクロールすると時間がかかることもあります。[Ctrl]キーと矢印キーの組み合わせで、一気にジャンプしましょう。以下の例では、右方向へジャンプしています。連続するデータが途切れるセル、つまり空白セルの手前のセルまでジャンプできます。スクロールが必要なセルにもジャンプできて便利です。
行や列の先頭から末尾まですばやく選択したい時などに応用できます。セル範囲を選択したい場合は、[Ctrl]キーと矢印キーに[Shift]キーを組み合わせます。ここでは、1行目の先頭から末尾まで一気に選択してみます。
書式設定のショートカットキー
セル範囲を選択したら、コピーか、書式の設定ですよね。コピーはお馴染みの[Ctrl]+[C]ですが、書式設定に関するショートカットキーはご存じですか? よく使う“太字(ボールド:Bold)”の[Ctrl]+[B]や“中央揃え(センター:Center)”の[Shift]+[Ctrl]+[E]などを覚えておくと重宝するのではないでしょうか。
以下は、主な書式設定のショートカットキーです。
- 太字 : [Ctrl]+[B]キー
- 下線 : [Ctrl]+[U]キー
- 斜体 : [Ctrl]+[I]キー
- 中央揃え : [Shift]+[Ctrl]+[E]キー
- 左揃え : [Shift]+[Ctrl]+[L]キー
- 右揃え : [Shift]+[Ctrl]+[R]キー
置換機能で空白セルに一括入力
空白セルに「-」などの文字列を一気に入力したいことがありますよね。先ほどのセル選択と置換機能を組み合わせてみましょう。空白セルは正規表現で「^$」と指定すれば検索できます。正規表現とは、いろいろな文字列をひとつの形式で表現するための方法です。あいまい検索で利用する「*(アスタリスク)」も正規表現のひとつです。決まり文句と考えてもいいでしょう。必ず半角で入力することがポイントです。