残業を減らす!Officeテクニック

Outlookで大きなファイルを送るスマートな方法 ~35MBの添付制限を回避するには?

共有リンクを挿入する方法いろいろ

 昨今では、SNSやグループウェアを使ってチャットしながら仕事を進めることも増えてきました。しかし、メールでのやり取りする機会はあります。資料の送付などはいい例です。

 ドラッグして添付するのが一般的ですが、たまにエラーになることがありますよね。Outlookの場合、添付可能なファイルのサイズは35MBに制限されており、以下のようなメッセージが表示されます。

添付ファイルのサイズが大きすぎる旨のメッセージ

 組織によっては35MB以下でも一定のサイズ以上の添付ファイルは拒否する設定がされていることもあります。大きいサイズのファイルの場合、ファイル転送サービスを使う手もありますが、アップロードとダウンロードが面倒です。

 そんな時にOneDriveのリンクを使ってみてください。Outlookの画面からは、ローカルにあるファイルを添付する操作と同じようにリンクを挿入できます。

Outlookでの基本操作

 まずは基本的な操作から紹介します。メールの作成画面にて[ファイルの添付]-[Web上の場所を参照]の順にクリックしてファイルを選択するだけです。ただし、OneDriveにあらかじめファイルを保存しておきます。

 Windows 10/11では、初期設定でOneDriveとの同期を促されるため、お使いのパソコンからOneDriveと同期するフォルダーを閲覧・編集できる方がほとんどでしょう。その場合、Webブラウザーを開かなくてもエクスプローラーでOneDriveと同期するフォルダーにファイルを保存しておけば大丈夫です。

[ファイルの添付]-[Web上の場所を参照]の順にクリックする
[ファイルの挿入]ダイアログボックスが表示された。ファイルを選択して[挿入]をクリックする
[リンクの共有]をクリックする。[ダウンロードしたコピーを添付]はリンクではなく、ファイルそのものを添付してしまうので注意
OneDriveのリンクが挿入(添付)された。ファイルに雲のバッジが表示されていることを確認しよう

 標準の設定では、該当のファイルはOneDrive上で共有されてメールの受信者が編集可能になっています。閲覧のみに変更したい場合は、リンクの[∨]をクリックして[アクセス許可の変更]-[すべてのユーザーが表示可能]を選択してください。

編集の制限は、リンクの[∨]をクリックして[アクセス許可の変更]から選択可能

 受信したメールにはOneDriveのリンクが挿入され、受信者はいつも通りダウンロードしてファイルを保存可能です。

受信者のメール画面。添付ファイルのように見えるOneDriveのリンクの[∨]をクリックして[名前を付けて保存]をクリックする

ファイルをOneDriveへアップロードしてリンクを挿入する

 この方法は、リンクを送付したいファイルをローカルにしか保存していない時にお試しください。Outlookの画面にファイルをドラッグして添付した後に、Outlookの画面からOneDriveにアップロードしてリンクを挿入します。

ローカルのファイルを添付した状態
[∨]をクリックして[アップロード]-[OneDrive]を選択する
ファイルがOneDriveにアップロードされ、ファイルに雲のアイコンが表示された
アップロードしたファイルは、OneDriveの[電子メールの添付ファイル]フォルダーに保存されている

OneDriveから直接メールを送る

 OneDriveのWebページを表示した状態からでも共有リンクを生成可能です。ファイルがローカルにない場合に便利です。目的のファイルやフォルダーを選択して[共有]です。チャットなどで共有リンクを伝えたいときなどは[リンクのコピー]ボタンを使うといいでしょう。

共有リンクを生成したいファイルを選択して[共有]をクリックし、メールアドレスとメッセージを入力して[送信]ボタンをクリックすればメールを送信可能
[リンクのコピー]ボタンを押すと共有リンクがクリップボードにコピーされる

 身内以外の宛先に、この操作でメールアドレスを入れた後、いきなり[送信]ボタンをクリックしないように気を付けてください。リンクのみが送信され、ビジネスメールとしては角が立ちそうです。試しに自分宛に送信してみれば一目瞭然です。

ファイルを選択して[共有]をクリック後、メールアドレスだけを入力して[送信]をクリックした場合に送信されるメールの内容。無機質な印象だ