残業を減らす!Officeテクニック
パワポのイライラを解消! 細かいけど地味に効く効率化テクニック
テキストボックスのレイアウトやフキダシの悩みはこれで解決
2023年2月13日 06:55
PowerPointが意図通りに動かない! とイライラすることは少ないと思いますが、ちょっとした小ワザを知っておくと作業効率が上がります。
例えば、利用頻度の高いテキストボックス。余裕をもって挿入したけど、右側の余白が広がり過ぎたので、毎回縮めている。グラフや図形に追加した吹き出しの位置を細かく調整しているなど、意外と時間をとられてしまう操作がありますよね。今回はテキスト関連で知っておくと便利な小ワザを集めました。
書式設定の作業ウィンドウに注目
塗りつぶしや罫線などをまとめて管理・設定できるのが「作業ウィンドウ」です。何かの操作に連動して表示されることがあるので、使われたことはありますよね。実は、テキストボックスの便利機能はここに集約されています。特別な機能ではありませんが、常に表示しておくだけでも効率が上がるはずです。
テキストボックスをテキストにフィットさせる
以下は、テキストボックスの右余白が広すぎる状態です。ハンドルをドラッグして調整してもいいですが、縮めすぎて文字列が折り返されてしまったり、またそれを戻したりと繰り返すのは時間の無駄です。チェックボックスひとつでフィットさせましょう。
テキストと図形の位置を合わせる手間を省く
図形とテキストボックスを整列させると、微妙にずれるので微調整している……。この経験ありませんか? テキストボックス内の余白が原因です。これも[図形の書式設定]のウィンドウで解決可能です。
扱いやすい「吹き出し」を作る
グラフや図版などに追加する吹き出しが目立ちすぎることがありませんか? シンプルなものに切り替えると、今度は味気なくなって「線」を追加したくなったりします。
手間をかけずに「下線あり」の吹き出しを作成しましょう。吹き出し内の文字を追加・削除しても、下線が伸縮するのも便利です。