残業を減らす!Officeテクニック
Wordで同じ書式を1カ所ずつ選択して適用するのは無駄! 書式変更の効率で差がつく技
2025年4月28日 06:55
Wordで資料を作成する際、特定の部分だけ書式を調整したい場面はよくあります。一般的には、文字列をドラッグして選択し、文字色などを設定しているでしょう。
文章の途中ではこの方法しかありませんが、何度も繰り返しているなら時間がもったいないですよね。また、縦方向に同じ書式を設定したい場合、もっと効率的な方法を知っていますか?
実は、ドラッグ時に[Alt]キーと組み合わせると、任意の範囲を選択できるようになるのです。今回は、Word文書の書式設定に関する小ワザを紹介します。どれも簡単な操作ですが、作業時間の短縮に効果的です。
[Alt]&ドラッグで任意の範囲を選択する
左側に項目、スペースや「:」「・・・」などで区切って右側に説明という構造の箇条書きがありますよね。1カ所ずつ選択して、書式設定する必要はありません。[Alt]キーを押しながらドラッグしましょう。
[Ctrl]&クリックで連続しない行を選択する
例えば、見出しだけ強調したい場合、1行ずつ書式を設定していませんか? [Ctrl]キーを押しながら“行選択”すれば、連続しない複数の行を選択できます。
ちなみに、いったん文字列を選択した後、[Ctrl]キーを押しながら別の場所をドラッグすると複数個所を選択できます。なお、同じ書式を設定する目的なら、次に紹介する書式の連続コピーもおすすめの操作です。
[書式のコピー]ボタンはダブルクリックが基本
同じ書式を他の箇所に設定するには、“書式のコピー”の機能が便利ですが、単純にクリックするのではなく、“ダブルクリック”することをおすすめします。[書式のコピー/貼り付け]ボタンが押し込まれた状態になり、連続して同じ書式を設定できるようになります。貼り付けの作業を終了する場合は[Esc]キーを押しましょう。