やじうまの杜

新元号は“令和” ~“いらすとや”、カシオの和暦計算サービスがさっそく対応

Windowsを“令和”に対応させるレジストリファイルも有志により公開

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“いらすとや”がさっそく新元号に対応

 新しい元号“令和(れいわ)”が発表されました。今年の5月1日から、“平成”に代わり用いられることになります。フリー素材集サイト“いらすとや”では、さっそく“令和”の色紙を掲げるおじさんのイラストが――いつもながら仕事が早いですね。

 そのほかにも、“いらすとや”以外にも早々と新元号対応を果たしたサービスがいくつか登場しています。その1つが、カシオ計算機が開設しているサイト“Ke!san”の和暦・西暦計算サービス。元号を選択するプルダウンメニューで“令和時代”を選択できるほか、2019年5月1日以降の西暦を和暦へ変換するとちゃんと“令和時代”と表示されるようになっています。

 ちなみに、Windowsの新元号対応も着々と進んでいます。現在のところ、まだ“令和”表記の日付を扱うことはできませんが、年末から今年初めにかけての更新プログラムにより、標準的なアプリケーションはレジストリを書き換えるだけで対応できるようになっています。すでに有志によるレジストリファイルの公開も行われているようです。

 このレジストリファイルをダウンロードして開けば、Windowsを簡単に“令和”対応にすることができます。

 もっとも、今これをしなくても、今月配布される予定の更新プログラムを適用すれば、Windows、.NET、Javaで自動的に新元号への対応が完了するはずです。

 なお、“令和”を入力するのにユーザー辞書の更新は必要ない模様。「Microsoft IME」などの日本語入力システムでそのまま入力できるようです。

「Microsoft IME」などは“令和”を変換可能