やじうまの杜

「Google Chrome 87」は“Apple Silicon”にネイティブ対応……するもトラブルで公開中止【11月19日追記】

現在は修正版がダウンロード可能に

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 本日リリースされた「Google Chrome 87」は、“Apple Silicon(M1)”を搭載したMacもネイティブサポート。Intelチップ向けとAppleチップ向けを選べるようになっていました。Intel Mac向けのバイナリを「Rosetta 2」でトランスコードして実行するよりも高いパフォーマンスが期待できるので、期待したユーザーもいたのではないでしょうか。

 しかし、M1 Mac向けのバイナリには少し厄介なクラッシュの不具合があるようで、現在では撤回されています。

 すでにM1 Mac向けのバイナリをインストールしてしまったユーザーは、同社が案内する回避策を実施してください。基本的には「Google Chrome」にBluetoothを許可すればよいようです。まず、[システム設定]ダイアログの[セキュリティとプライバシー]セクションを開き、[プライバシー]タブ左側のリストから[Bluetooth]をチョイス。「Google Chrome」を承認済みアプリケーションに追加すればOKです。面倒な場合は、いったんM1 Mac向け「Chrome」をアンインストールして、Intel Mac向け「Chrome」をインストールしてもよいようです。

11月19日編集部追記: 11月18日付で問題を修正したM1 Mac向け「Google Chrome 87」が公開された。ダウンロードページで[Apple プロセッサ搭載の Mac]を選択すればダウンロードできる。また、あらためてダウンロードしなくても、今後数週間で自動更新されるとのこと。