やじうまの杜

Windows 11の「エクスプローラー」が重い・動かない……問題山積のデスクトップ

古いタスクバーが表示されてしまう問題なども。急ピッチで修正中

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Windows 11の「エクスプローラー」

 早速「Windows 11」へアップグレードされた方のなかには、「エクスプローラー」がやけに重いなぁと感じた方もいらっしゃったかもしれません(かくいう筆者もその一人)。ですが、この問題は近々解消されそうです。

「エクスプローラー」のパフォーマンスが低下する

 Dev版「Windows 11」Build 22478のリリースノートによると、「エクスプローラー」でフォルダー移動する際、新しいコマンドバーが不必要な計算を行うため、予期せぬパフォーマンス低下があったとのこと。「エクスプローラー」のコマンドバーは以前のリボンよりもシンプルで好印象だったのですが……。

 この問題はドラッグでファイルを選択したり、矢印キーで特定のフォルダー内を移動する場合にも影響していた可能性があり、解決されれば「エクスプローラー」の応答性が悪かったり、ファイル操作が重く感じる問題は解消しそうです。

Windows 11にアップグレードしたのに、古いタスクバーが表示される

 また、ごく一部の環境では、Windows 11にアップグレードしたのにWindows 10スタイルの古いタスクバーが表示される問題があったようです。[スタート]メニューが動作しないこともありました。

Windows 11にアップグレードしたのに、古いタスクバーが表示される(スクリーンショットはあえてカスタマイズしたもの)

 この問題はBeta/Release Preview版「Windows 11」Build 22000.282で解決されました。

 ちなみに、Windows 11でもあえてWindows 10スタイルの[スタート]画面・タスクバーを利用したい場合は、「Winaero Tweaker」などのカスタマイズツールが便利です。ただし、利用は自己責任で。

タスクバーや「エクスプローラー」でファイルを検索できない

 これは筆者も遭遇したのですが、OSの起動直後は「エクスプローラー」の検索ボックスでファイルを検索できるのに、しばらく経つと検索できなくなることがありました。前述のBeta/Release Preview版「Windows 11」Build 22000.282のリリースノートには、特定条件下で検索インデックスが破損し、タスクバーや「エクスプローラー」で検索できなくなる問題が修正されたとされているので、これだったのかもしれません。

「エクスプローラー」の検索機能。ときどき動かなくなる

ファイルのリネーム(名前変更)が変

 「エクスプローラー」でファイルを選択し、名前を変更しようとすると、ユーザーインターフェイスがインライン表示されない場合があります。要するに、編集ボックスがへんなところに表示されてしまうのですが、これは新しい日本語入力システム(IME)を利用している場合に発生することがあるようです。

 この問題も、前述のBeta/Release Preview版「Windows 11」Build 22000.282で修正されています。日本語変換をしてファイル名を確定したあと、「エクスプローラー」が少し固まるように感じるのは、1番目のパフォーマンス低下問題も影響しているのかもしれません。

リネームUIのインライン表示(正常に動作している様子)

 そのほかにも、「エクスプローラー」ウィンドウの移動が異常に遅くなる問題や、仮想デスクトップに関連するメモリリークの問題が解決されました。Beta/Release Preview版での修正は、早ければ来月の月例セキュリティアップデート(パッチチューズデー)にも製品版にもたらされるはずです。Dev版での修正は、いったんBeta/Release Preview版へ反映してからになると思うのでさらに遅くなりそうですが、年内の提供に期待したいところです。