やじうまの杜

古い「TweetDeck」に戻して無償アカウントで利用するワザ、対策されてしまう

まだバグは残っているようだが……そろそろ身の振り方を考えるべき

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「従来の X Pro」というリンクをクリックすれば、古い「TweetDeck」のログイン画面が表示されるはずだが……

 先日、「X Pro」(旧:TweetDeck)が有償サブスクリプション「X Premium」(旧:Twitter Blue)専用の機能となったが、特定の手順を踏んで古い「TweetDeck」へ戻せば、無料アカウントでも引き続き利用することができた。しかし、この「穴」は塞がれてしまったようだ。

 編集部でも、この方法が利用不能となっていることを確認した。以前は提供されていた、新しい「TweetDeck」(TweetDeck 2.0)から旧バージョンへ戻すオプションも、現行バージョンでは見当たらない。

古い「TweetDeck」へ戻すオプション。以前はあったが、現行バージョンでは見当たらない

 そこで、「tweetdeck.twitter.com」のCookieに「tweetdeck_version=legacy」をセットしたところ、古い「TweetDeck」ではなく「TweetDeck 2.0」が無料アカウントでも利用できてしまった。

「tweetdeck.twitter.com」のCookieに「tweetdeck_version=legacy」をセットしてみた

 ただし、これは明らかに不具合だと思われるので、近いうちに修正されるだろう。重大な問題を引き起こす可能性もあるので、利用しないことをお勧めする。

 幸い、古い「TweetDeck」を起動したままにしているならば、まだ旧版を引き続き利用できるようだ。その状態を維持しつつ、「X Premium」へ加入するかどうか――もしくは別の手段を講ずるか――を検討するとよいだろう。