Glaze
-
-
Glaze
- バージョン・リリース日
- v2.1(24/06/19) インストールアプリ
-
画像を人の目にはわからないように加工してAIの機械学習で利用できないようにするツール
- ソフト種別
- 無料
- 対応環境 :
- 64bit版のWindows 10/11
- 公式サイトから
ダウンロード
外部ページへ移動します
-
※消費税増税のため、一部ソフトの価格が異なっている場合があります
「Glaze」は、AIを利用してテキストから画像を生成する「MidJourney」や「Stable Diffusion」のような画像生成AIの機械学習を阻害するソフト。米シカゴ大学のSAND Labによって開発されたフリーソフトでWindows/macOSに対応。GPU版とCPU版があり、公式Webサイトからダウンロードできる。
公式の解説では、加工後のイラストでAIに学習させると、全く別の作品として認識し、そこから生成される画像は勘違いさせた作風になったとのことだ。
なお、初回起動時はリソースのダウンロードが行われるため、追加で時間がかかることに注意。
利用するには、まず[1.SELECT YOUR IMAGE(S) TO GLAZE]エリアの[Select]ボタンから画像を選択し、[2.DEFINE GLAZE SETTING]エリアでどのくらい加工する(阻害効果を高める)かの設定をする。上部の[Intensity]スライドバーでは加工の強度を選択でき、高めに設定すればより強力な学習妨害効果を期待できる。下部の[Render Quality]スライドバーでは、レンダリング品質にかける時間を設定でき、遅めに設定すればより強力な学習妨害効果を期待できる。
また、保護の手法を正式版の1.0かBeta版の0.03で選択可能。Beta版では主に絵画向けの加工方法だったため、イラストなどでは加工跡が目立ってしまう。しかし、正式版ではイラストなどのフラットカラーに対応しており、より自然な加工が可能だ。
最後に保存先を設定して、[Run Glaze]を押せば加工開始だ。ただし、PCのスペック次第で加工にかなり時間がかかる点に留意したい。