OpenHashTab
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OpenHashTab
- バージョン・リリース日
- v3.0.4(23/07/24) インストールアプリ
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ファイルのプロパティダイアログでハッシュ値を確認・比較できるシェル拡張ツール
- ソフト種別
- 無料 (寄付歓迎)
- 対応環境 :
- 64bit版のWindows 7以降
- 公式サイトから
ダウンロード
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※消費税増税のため、一部ソフトの価格が異なっている場合があります
ファイルのプロパティダイアログでハッシュ値を確認・比較できるシェル拡張ツール。「GitHub」でホストされているオープンソースプロジェクトで、ライセンスは「GPL-3.0」。
「ハッシュ(hash)値」とは、一方向関数により割り出されたファイル固有の識別番号のこと。いわばファイルの指紋のようなものだ。同じハッシュ値をもつファイルを複製することは極めて困難であるため、ダウンロードしたファイルの真偽や破損を判別したり、2つのファイルが完全に同一かをチェックする際に利用される。
「OpenHashTab」は、ファイルのプロパティダイアログに[ハッシュ値]タブとして統合されており、わざわざアプリを起動しなくてもファイルの詳細な情報を確認するついでに利用できるのが魅力。[次と比較]というテキストボックスに他のファイルやダウンロードページで提供されているハッシュ値をコピー&ペーストすると、そのファイルのハッシュ値と一致するかどうかを調べてくれる。
また、ハッシュ関数は以下の28のアルゴリズムをサポート。
- CRC32、CRC64(xz)
- xxHash(XXH32、XXH64)
- xxHash3(64bit、128bit)
- MD4、MD5
- RipeMD160
- Blake2sp
- SHA-1
- SHA-2(SHA-224、SHA-256、SHA-384、SHA-512)
- SHA-3(SHA3-224、SHA3-256、SHA3-384、SHA3-512)
- BLAKE3(256bit、512bit)
- KangarooTwelve(264bit、256bit、512bit)
- ParallelHash128(264bit)、ParallelHash256(528bit)
- Streebog(GOST R 34.11-12)(256bit、512bit)
本ソフトは、ファイルのプロパティダイアログの一部としてだけでなく、スタンドアロンのアプリとしても利用可能。複数ファイルの右クリックメニューから起動したり、チェックサムファイル(ハッシュチェックのために用意されているファイル)に関連付けて利用することもできる。チェックサムをクリップボードへエクスポートしたり、ファイルへ出力することも可能だ。
さらに、ウイルスチェックサービス「VirusTotal」(VT)にファイルのハッシュ値を送るボタン(歯車型ボタンの左にあるボタン)を備えており、「VirusTotal」のチェック結果ページのURLを受け取ることが可能だ。取得したURLへアクセスすれば、各種セキュリティソフトによるスキャン結果を一覧できる。