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シンプルな操作性が魅力の無料デスクトップ録画ツール「VClip」がv2.0に

“DPI Aware”になり操作性が向上、編集ツールやパフォーマンスモニターも新たに導入

「VClip」v2.0

 デスクトップ録画ツール「VClip」の最新版v2.0が、7月15日に公開された。Windows 7/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。

 「VClip」は、デスクトップの指定領域を動画として記録するキャプチャーツール。透明部分が録画したい領域に重なるようにメインウィンドウの位置・サイズを調整し、録画ボタンを押すだけのシンプルな操作性が魅力。アニメーションGIFファイルの出力にも対応している。

 1年半ぶりのアップデートとなる本バージョンでは、指定したフレームレンジを切り出す編集ツールが追加。音声のない動画を出力するミュートオプションや、記録・保存したフレームの統計をリアルタイムでチェックできるパフォーマンスベンチマークモニターも導入された。

指定したフレームレンジを切り出す編集ツールが追加
記録・保存したフレームの統計をリアルタイムでチェックできるパフォーマンスベンチマークモニター

 また、デスクトップのスケーリング設定に従って表示倍率を変更する“DPI Aware”なアプリケーションになったのも大きな改善点。スケーリング設定の異なるマルチモニターで快適に利用できる“Per-Monitor DPI Aware”ではないものの、高解像度のシングルモニター環境における使い勝手が大きく向上した。キャプチャー領域の縦・横サイズがタイトルバーに表示されるようになるなどの細かい改善も施されている。

ソフトウェア情報

「VClip」
【著作権者】
BahraniApps
【対応OS】
Windows 7/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.0(18/07/15)