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ストアにおけるWindows 8/8.1およびWindows Phone向けアプリの新規受付が終了へ

古いデバイスに対する更新配信も順次終了。ただしWindows 10では引き続き利用可能

公式ブログ“Windows Developer Blog”

 米Microsoftは8月20日(現地時間)、“Microsoft Store”におけるWindows 8/8.1およびWindows Phone(8.1およびそれ以前のバージョン)向けアプリパッケージの新規受付を終了する計画を発表した。古いデバイスに対するアプリパッケージのアップデート配信も順次終了する。

 同社によると、古いアプリパッケージの受け付け終了は以下のスケジュールで実施される。

  • 2018年10月31日:Windows 8/8.1およびWindows Phone向けアプリパッケージ(XAPまたはAPPX形式)の新規受付を終了。すでにストアへ掲載済みのアプリに関しては、引き続き更新をストアへ提出することができる
  • 2019年7月1日:Windows Phoneデバイスへの更新配布を終了。開発者は引き続きアプリの更新をストアへ提出することができるが、それを受け取ることのできるデバイスはWindows 10デバイスのみとなる
  • 2023年7月1日:Windows 8/8.1デバイスへの更新配布を終了。開発者は引き続きアプリの更新をストアへ提出することができるが、それを受け取ることのできるデバイスはWindows 10デバイスのみとなる

 Windows 8/8.1およびWindows Phone向けアプリはWindows 10/Windows 10 Mobileでも動作するため、古いデバイスへの配信が終了したとしても、アップデートを提供し続ける意味はある。しかし、デバイスのポテンシャルを引き出すためにはUWPへの移植・移行が望ましい。