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「JDK 11」「JUnit 5」に対応した「Apache NetBeans 10.0」が正式公開
開発言語としてPHP、JavaScriptおよびGroovyがサポート
2019年1月11日 10:00
The Apache Software Foundationは12月27日(米国時間)、統合開発環境「Apache NetBeans」の最新版「Apache NetBeans 10.0」を正式公開した。2番目のメジャーリリースとなる本バージョンでは、「JDK 11」や「JUnit 5」へ対応。開発言語としてPHP、JavaScriptおよびGroovyがサポートされた。
「Apache NetBeans」は、オープンソース・マルチプラットフォーム対応の統合開発環境(IDE)。2016年に米OracleからApache財団へ寄付され、現在は同財団の正式プロジェクトを目指した“インキュベーション”の段階にある。初期リリースの「NetBeans 9.0」では「Java SE」開発モジュール以外の寄付が完了しておらず、Oracle時代に比べ機能面で後退が見られていたが、2度目の寄付が完了したことにより、ほとんどのモジュールの再ライセンスが完了しているという。また、「NetBeans」のブランドとドメインがApache財団へ譲渡されたほか、“GitHub”プロジェクトの再編も進んでいる。
なお、後継バージョンの「Apache NetBeans 11.0」は今年3月末にリリースされるとのこと。