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日本語プログラミング言語「なでしこ」を手軽に学べる「学習用なでしこパッド」

WebブラウザーさえあればOK。お手本やエラー通知など、教育向けの工夫を施す

「学習用なでしこパッド」

 日本語で記述できるプログラム言語「なでしこ」を手軽に学習できる「学習用なでしこパッド」v1.0が有志によって開発され、3月7日に公開された。その後も改善されており、現在はv1.21が利用できる。

 「学習用なでしこパッド」は、Webブラウザーで動作する「なでしこ」の開発・実行環境。Windowsだけでなく、iPadやChromebookなどでも利用できる。

 本家「なでしこ」の公式サイトにも「なでしこ3 Web簡易エディタ」が用意されているが、「学習用なでしこパッド」はより教育色を強めたものになっており、はじめから学習用のサンプルプログラム(お手本)が用意されている点や、生徒がエラーに気付きやすいようにメッセージだけでなく警告音を出すように工夫されている点などが特徴といえる。音声を読み上げるコードや、グラフなどを描画する命令などにも対応している。

はじめからサンプルプログラム(お手本)が用意されている
お天気予報のサンプルを実行。結果を音声で読み上げることも可能だ